行きつ、戻りつ 寒さも子育ても同じだね お雛さま
暖かい日差しが一夜明けると寒波と嵐になったり、荒れ模様の日々ですね。日光や東北の杉並木の老木が50~60本も倒れてしまったとの報道もありました。「異常気象ですね」「地球温暖化ですね」人ごとのように言っている時ではないことを実感しています。 
私たちの住むこの地球が壊れているのは確かです。地球を借りている私たちは、今こそ真剣に何かを起こさなければと考え込みます。評論している場合ではない。実行のみ。 少なくてもだれでもできるのは、無駄を省くことに尽きますかね。要らない電気を消す。ゴミの減量を真剣に考える。特にいとも簡単にぱっぱっと使用することが日常になっているティッシュペーパーの使用を減らすことから始めてみると何か見えてくるものがあるかもしれません。 
 さて、保育園の新入園児面接の季節です。なんくる家に通っていたあの子もこの子も面接を受けに来てくれました。生まれた時から食のアレルギーを持ち、親子共々色々な想いを持ってなんくる家に来ていたNちゃん。なんくる家に顔を出す内に多くのママたちとの出会いがありました。その中でママの気持も前向きになり笑顔が戻り自信につながったのでしょう。昨年の秋ぐらいから赤ちゃん組で毎日のように慣らし保育を行いました。離乳食を体験することが大きな目的でしたが、Nチャン自信の遊ぶ意欲に火がつき、見る見る変化したのです。もうすっかり入園の準備が整ったようです。ママの自信がゆったりとした育児につながったのでしょう。お母さんご苦労さま。親子共々入園の日を待ちわびている様でした。一方、2歳児のYちゃんも先日から園庭での遊びから同年齢の子たちと散歩へ。そして給食の体験もすることで少しずつ居場所を広げているようです。自分は4月からここの保育園に入るのだという見通しが持てたのでしょうね。 
子ども同士言葉にはできない皮膚感覚で「場になれる」ことが安定することだと感じさせてもらった事例です。子どもは自分でしっかりと場づくりができるのだと・・・。お母さんたちはとても安心したようですね。遅い子も早い子も自分のリズム。何度もいいますが信じることからゆとりが生まれるのだと、また改めて教えられました。 幼稚園に行く準備をしているS君もママも残り少ないなんくる家での時間を充実できればと願っています。親も子もなんらかの変化がある時期です。その変化を楽しめたらいいですね。                         
沖縄の春はもう、ヤンバルの森から始まっています。濃い緑の山々がサナギから蝶への脱皮のごとく美しく萌えます。ぜひ、自然への散策を・・お勧めです。     
園長

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