鯉のぼり見ている人も笑顔に
今朝一番に数えきれないほどのこいのぼりを園の庭に泳がせました。大きいのや小さいの色とりどりの鯉のぼりが掲がると思わず歓声と拍手につつまれました。初めての指さしが鯉のぼりであったりするものですよねー。動くものが好きな子どもたち揺れてどの子もご機嫌でした。じっとしていられない心の躍動があったのでしょう。音楽に合わせて身体を揺られたり、小さな足腰でリズムを取りながら動く姿が周り大人も幸せな気持になりました。 
 世界では子どもたちの安全や健康が脅かされ、物乞い、ストリートチルドレン、ゴミの山をあさりながら生きている子どもたち。マンホールでの生活を強いられている子どもたち。幼児売春など問題は山積されています。が、いま、目の前にいるこの子たちはせめて幸福な一生を過ごさせていきたいなー。と、大人として心底願いました。         
 さて、いまなんくる家の周りに咲いている白い花のことをちょっと。これはヤンバルの林道のその奥に咲いていた「あぶら桐」です。種子から友人が育て、わが園に植えられました。大変珍しい花でヤンバルエコツアーなどが企画して花見にでかけるほど貴重で人気の高い花です。そう思って眺めてみると高貴で優しい花なんですよ~。 園の周辺には、ツツジの赤い花が終わり、みかんの白い花も咲き終わり、小さな豆粒ほどのみかんの粒、裏手の角にはクチナシの白い花が薫り高く咲き誇り、夜はホタルが飛んでいます。小さな自然見守られているみどり保育園の一角にはなんくる家も含めて「癒し空間」があることにも関心を寄せてみてください。 人には現風景というのが存在します。子どもの頃に、どんな場所でどんな風景を見ながらだれと遊んだ・・・。これらが身体や脳に記憶され身体を流れる赤い血や皮膚にまで蓄積されて、大人になったときに行動として表現されるのではと思います。 
 私自身の現風景の再現が「なんくる家」づくりへとつながりました。自分が居心地よかったことを現在(いま)の子どもにも伝えたい。これこそが大人の役割なのではと考えています。世の中はどんどん便利に変わりますが、便利さだけでは生きられないことを分かりあえたらいいですね。子育てがその一番真ん中にある「不便さの暮らし」ですもの。 
 機械では育たない、何もかもが自分でやる一番の仕事が子育てですもの。ね~。 人と比べない自分なりの子育て~足りなくて当たり前~なんくるないさ~きよこ                                

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