まだまだ暑い9月でした。でも、小さな生き物たちは夏の終わりを告げて土の中にもぐり込んだのでしょうか、もう、鳴き声は途絶えました。今年の夏はホタルも少なく少し寂しい夜でしたね。
 夜といえば木星が断然輝き、まさしく「スター」の名を独り占めしたのではと感じました。三日月に寄り添う木星は、月より輝いていたものです。まだ明るい夕方に東の海に現れて真っ暗な夜空のスターとして目を楽しませてくれました。
 9月の夜のバーベキュー会、なんくる家はパパたちの主導で行われます。今年も園長不在のままでしたが、楽しい飲み会になったとの報告を受けました。
 なんと参加者総数が62人。ほとんどの方が夫婦連れだったというのも嬉しいですね。パパたちの参加が17人もあったのですね。丸座になりながらパパ同士のおしゃべりにも花が咲いたということです。写真を見るとどの人も赤い顔をしていましたね。
 私も一緒にその場にいたかった。残念です。でも、園長はその頃北海道への一人旅、冒険の旅の最中でした。苫小牧から、襟裳岬へと一日目をスタートし、その日その日の目的地を決めて電車とバスを乗り継ぎました。
 60歳になると、人間、体力的にも気力的にも「できなくなる」ことが多くなります。でも、諦めないで試してみたくて旅に出ました。一人で、9日間。毎日、考えることから始まる朝でした。
 「どこに向かっていこうか」「どこまでいこうか」「どこに泊まろうか」その日の天気と自分の気分で行動を起こすのです。電車の時刻表とバスの時刻表に見ながら行き先や宿泊先を決定していく旅でした。なんだか自信が出ました。まだ体力があるんだと。
 子育て中のママたちにとってはこんな話、自分たちには縁がないと思うかもしれませんが、それは違います。あー、こんな年齢でもこんなことをしている人がいるんだと、一つの事例として心の片隅に記憶していてください。
 このところ、立て続けにお母さんたちの苦しい心の内を聴く機会がありました。仕事上のストレスから体調不良の苦しさ、精神的な不安定さ、子育てに煮詰まってしまった時どう解消すればいいのか・・・。など、答えが見つけにくい相談内容でした。外からではなかなか見えてこない心の内です。打ち明けてもらいながら、手をさしのべる術を持たない未熟さも私自身感じました。
 できるところから糸口を見つけていけるように私たちも勉強したいと思います。新しい若い大臣誕生です。色々な悩みや希望や望んでいることなどを、まとめて手紙を書くなど支援センターでできることを模索して行動したいと念じています。                石川

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