芙蓉の花が咲きだしました。「おはよう」と門で瑞々しい花に迎えられ気持がいいですね。一方、駐車場の方に目を移すと、萩の花も満開です。あの小さな小さな紫の花ですが、枝が風に揺れる姿に秋の宿りを感じ、爽やかな気分になります。気がつけば、なんくる家の周りも森の中のような雰囲気になりました。写真などで見ると森の中のカフェのようだと。初めて訪れる方々はその雰囲気にホッとすると言います。
 その垣根をジッと目を凝らしてみると、オオゴマダラの幼虫がうじゃうじゃとうごめいているのに気がつきます。真っ黒い幼虫は葉の陰でひたすらホウライカガミの葉を食っています。5~6㎝にもなるとやがて金色のサナギへと変身。約2週間後、夜明けと共に金色のサナギから白い大きなオオゴマダラの蝶が羽ばたきます。
 さて、羽ばたくといえば子どもたちも運動会で羽ばたきました。大観衆の前で堂々の入場行進する姿は誇らしげでした。体育館内での演技にも、リレーにも、一人ひとりの個性も発揮され、愛嬌もあり微笑ましくもあり、ちょっぴり緊張した顔もまた、清々しいものでした。なによりも、この運動会に出たという体験は、子どもにとっては大きな自信につながるのではないでしょうか。
 子どもたちの会話や遊びなどを見ていても友達同士の連帯感や協調性が、深まってきたことを感じます。木登りや登り棒への挑戦、共同での創作遊びなど、遊び込む時の流れが一人一人の満足感を育て達成感へと連動しているのです。
 一方ママたちはお互いの居場所を心地よくするために、膝をつきあわせての「ゆんたく会」を毎月行うなど、独自の活動も盛んで頼もしい限りです。しかし、いつもは元気なママでも、時には色々な悩みや不安もないとはいえません。
 先日、窓越しにママの切実な声を訴えられながらも「電話です」の声に中断されてしまいました。話したい時に受け止められなかったことを申し訳ないと思っています。タイミングをはずしてしまったこと悔やんでいます。ごめんなさい。
 もっとゆとりを持って仕事をしていきたいものです。園庭に毎日出るように心がけますので、どんどん話しかけてくださいね。待っています。 
 土曜日にパパと一緒になんくる家を訪ねてきたりする人も増えました。普段でもパパも同伴の人もチラホラ、とてもいい傾向だと喜んでいます。秋の夜長、パパとママだけの時間をもてるような工夫があってもいいかな?お互いに預かり合うなど・・ねー。キヨ子

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