七夕の笹の葉がさやさやと風に揺られています。見た目にも涼しさを呼び起こされる光景です。短冊の願い事を見てみると・・・。一番多い親の願いは、単純です。「子どもの健康祈願」「素直な子に」「優しい子に」「頭のいい子に」「強い子に・・・」などですね。ほのぼのと安心しました。 
 さて、ママの願いで、くすっと笑ってしまうものを拾ってみました。「サクランボが食べたい」「ブドウ大好き」「髪の毛が早く伸びますように」「彼氏との出会いがありますように 」あっ、これは独身の職員でした。
 夏真っ盛り、今年はセミの声もいつもより少ない気がしますが、気のせいでしょうか?例年は毎朝セミの声で目覚めるものですが、今年はそれほど気にならない程度です。
 ひまわり組の子どもたちが植え育てている夏野菜は、恵の雨のお蔭で、ぐんぐん成長しています。一日でも収穫を忘れると、オクラなどは大きくなりすぎて薹が立って食べられなくなるほどです。
 今年は園の裏に野菜畑があることから、水掛けなどには便利になりました。子どもたちは雨水タンクからペットボトルに水を移して、裏に行き、水をかけます。はじめた仕事を続けることの大切さ、忍耐強さなどは日々の活動から育ちます。野菜を育てているつもりですが、実は子どもたちの心を育てていることにもなります。植えたときから仕事は始まり、茎枯れて「終わり」になるまでの間はちゃんと続けなければならないことを子どもたちも学びます。 始まりと終わり、その間に色々な活動の苦労があり、キュウリが枯れたことの原因をみんなで話し合うことで、次へと賢い対応ができるようになります。この夏、何本もの野菜がとれるのか楽しみですね。収穫を記録することで数や量や分類の勉強にもなるのですから。
 木曜日と金曜日にはひまわり組の自然学習の一泊保育もあります。楽しい計画が目白押しです。
 天体ショウの一つ、7月22日は日食が見られるそうです。すでに観測用のメガネの購入を済ませ、その日晴れてくれるのを待つだけです。お父さんもお母さんも観察したい方は保育園までお越しください。子どもたちと一緒に天体の不思議を体験しましょう。 職員に前回の日食のことを聞いても、子どもの頃の日食の体験が今でも残っているくらい、子どもたちとの観測が楽しみです。 
 暑い夜、寝苦しさもあるでしょうが、子どもは早寝が夏バテ防止です。保育園でも水遊びをふんだんに取り入れながらこどもの快適さを継続させていきたいと思います。園長

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