雨の少ない夏、夏独特の夕立さえも少なく感じませんか。沖縄の夏は、馬の背を分けるほどの独特のティーダブイ(太陽雨)が降る時期です。黒い雲の真下だけ大雨が降りましたね。雨と自分の足とを競争して雨から逃げ廻った記憶はありませんか。雨のあと大空にかかる虹の美しさなど、夏ならではの記憶の一ページですね。
学校が夏休みになり海や山へ、あるいはふるさとへと家族単位で色々な計画をする時期です。その中に「保護者の保育体験」も予定として入れてください。保護者のみなさんの保育体験の目的は
 1・わが子の友達関係を理解し、年齢の発達による興味や遊びの内容を深く理解することで、わが子を深く理解し、その時期に必要な家庭での子育てに生かしていただくことです。
 保育園の一日の流れを親子で体験したり、給食の内容や月齢に見合った食事の風景を見ることは初めての子どもを持つ保護者にとっては、学ぶことが多いことでしょう。「こんな風に食べさせればいいんだ」「この時期こんなことに興味があるんだ」「どの子もわが子と同じなんだ」「こんな時期にはこんな叱り方が大切なんだ」等、子ども同志、保育士と子どもとの関係などじっくりと体験してはいかがでしょうか。希望する日を担任までお知らせください。
 夏ならではの体験の一つに地域の祭りもありますね。公民館から聞こえるエイサーの音楽に合わせて、身体表現が得意になるのもこの時期からですね。ふるさとで見たエイサーの勇ましさに心をひかれ、さっそく保育園で再現です。微妙な手足の動きを見事に表現する様にユーモアがあり和みますね。
子ども達は自分の心の内を表現する手段として、「泣く」という「不快の表現」を与えられました。生まれてくるとき泣き声を聞いて安心したように、泣き声は子どもにとっては大切な表現の手段です。
 それと同時にジンブン持ち(知恵もの)でもある子どもは、泣いたり愚図ったりという行為で、親の心をギュッと掴んでしまうことを覚えます。親の悩みの一つに「どうやって叱っていいのかわからない」「やってほしくない事を止めるときにどうすればいいのか」などがあります。親が子どもの気持ちを受容する、ということと、子どもの言いなりになるということは、違うことを理解してください。子どもの気持ちを分かりながら、やってはいけないことは止めなければならないということです。
 説教染みてしまいましたね。しかし、子どもたちは日々の暮らしから社会性を身につけていくことを知っていただきたかったのです。大切な子ども時代、大人が見守り成長を喜びたいものです。充分な睡眠、規則正しい生活リズムで快適に過ごしましょう。   ( 園長)

今月大切にしたいこと
☆水遊びを充実させて夏を満喫。そして心身ともに解き放たれる園生活を送らせたい。

今月の予定
17日(月)誕生会
19日(水)避難訓練
     福祉まつり(6時集合)
20日(木)お弁当会

お知らせ
来月の敬老会は、9月10日(木)に
変更になりました。

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