2月の長雨続きには少々うんざりの日々でしたが、一気に初夏のような太陽の光です。2月27日の明け方、沖縄は地震に揺れました。沖縄では99年ぶりの大きな地震だとの報道でした。幸いにも大きな被害は無く安心。しかし、その翌日には大津波警報。なんだか肝がヒヤッとしたのは私だけでしょうか。
 3月の初めは、沖縄北部の原始林が若返る季節です。瑞々しい命の発芽に出会うために私はヤンバルに一泊で出かけました。東海岸を帰路につきました。眼前に広がる自然界の春の営み、ブロッコリーのような森を堪能して東海岸を帰路につきました。東海岸をドライブして辺野古の海へ。辺野古の海の美しさは格別です。波頭が宝石の様に輝いていました。その後宜野座の海岸によってアーサを収穫している時に、スピーカーから「津波情報、午後3時号には津波が・・・」と聞こえてきたのです。コリャ大変だと引き上げました、(ニュースを見ていなくてチリの地震や津波も知りませんでした)その時点では穏やかな表情でした。幸い大きな津波の襲来がなく安心でしたね。胸をなでおろしたものです。皆さんの周りはいかがでしたか?
 さて、3月、母親クラブの新聞も出来上がりました。一年間を振り返って、それぞれの行事の内容と感想が綴られています。読みながら私自身も思い出を辿りました。バーベキューの時のパパたちの働きぶりも印象に残っています。
 なんくる家の一番の自慢は「母親クラブの自主活動」です。ママ同士がつながり合い、支え合い、深めあっている事を、園長として誇りに思います。新米ママたちへの、さりげないアドバイスももちろんですが、どの子もわが子のように受けいれている様子には心より敬服します。愛のみなぎりを嬉しく思います。先輩ママがいて中堅ママもいて、その輪の中に新米ママを温かく受容してくれていることが「なんくる家は、居心地良いねー」の原点になっているのですね。一年間の感謝を。しかし、この時期、卒園、卒業、退職、転勤、転職、移住、などなど身辺に変化が多くなることでしょう。転勤の為、沖縄から離れる方もいましたね。別れの月ともいいますか、揺らぎが大きい月なのですね。その揺らぎをエネルギーに変えて前に進みましょうか。
 今回の、地震も津波も大自然のエネルギーが動いたのですよね。物言わぬ地球の怒りの声?「地球に優しく」単に飾りことばにしないためにも本気で「身辺のエコ生活」を考える機会にしていきたいと本気が思いました。ママたちが率先していやっている「石鹸作り」など、それこそ地球に害を与えないもの作りなど、どんどん輪を広げていけたらいいですね。緑のさわやかな風が窓から入り込んできました。ママたちの新聞と同じくらい爽やかでした。ありがとう。  石川

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