沖縄は興南高校の優勝に湧きました。新しい年度の始まりに沖縄中が彼らの姿から力を貰いました。爽やかでそして力強くて純粋で・・・カッコイイ若者たちでしたね。保育園の子ども達も野球熱に火がつきそうです。私は、優勝を確かめてから、友達同士で霧雨の中山原(ヤンバル)へと、出かけてきました。この時期のこぬか雨がヤンバルの森に新芽若葉を育てる滋養分になるのですね。太陽と小雨が交互に降り注ぐことで、森が若返り亜熱帯の植物がしっかりと根を張るのだと、実感してきました。
 どうにかこうにか新年度がスタートしました。年度の初めです。気持ちにも熱が入ります。職員も一人が新しくなりました。新しい職員は、子育て真っ最中の「兼元恵(かねもとめぐみ)」です。本人自身が支援センターへの移動を希望して移動しました。子育て支援に対して、色々な夢を描いて頑張ってくれることでしょう。なんくる家のお母さんたちと関わりを持つことで、子育ての楽しさや喜びだけではなく、子どもに関する社会的な問題への関心も広げていけるようにと、園長として期待をしているところです。
 今や保育園は地域のエネルギー源です。保育園の子どもたちのエネルギーはもちろんのこと、皆さん自身の持つ子育てに対する意欲が、大きなエネルギーとして、地域に発信されているからです。子どもは常に動き回ります。全てに対して好奇心があり、その好奇心を満たすために自ら行動する子ども達。家で親子でいることは楽しいのですが、外に出ることで色々な不思議に出会います。その不思議さに心が躍り、確かめたくて行動し、行動することで次の好奇心を揺り動かします。なんくる家は、子どもにとってはそんな場所でありたいといつも思っています。ママたちにとっても同じです。仲間とのつながりの中で、自分自身の高まりを自分で感じ取れるような場所であって欲しいですね。
 大人も子どもも仲間がいることの喜びは何者にも変えられせん。今年度もまた、一人一人が「居心地のよい場所」であり続けられるようご協力下さい。         
4月は穏やかな季節です。海や山へと自然へ出掛けてはいかがですか?  (石川)

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