庭に芙蓉の花がさきました。「秋」の季節を感じることばや風景は?と、聞かれると皆さんはなんと答えるでしょうか?子どもたちなら一番に「運動会!」というかもしれません。一人一人が頑張った運動会ですもの当然ですね。保護者の皆さんはいかがでした?運動会に対しては沢山のママやパパから感想やメッセージが届きました。多くはわが子の成長の姿に感動したという喜びのことばでした。同時に、わが子だけではなく周りの友達や年齢違いの子どもたちへの目配りや応援も沢山頂きました。私は、保育園は大きな家族であり、地域はその家族が住む大切な環境であると言い続けてきました。運動会に参加してくださった全員が心をひとつにして愛情深く子どもたちを見守ってくださったことを本当に嬉しく思いました。大きな絆を感じました。
 秋から冬にかけて子どもたちは四肢を十分に伸ばして逞しく園生活を楽しみます。ひよこ組のチビちゃんたちも探索活動が活発になります。お部屋だけではもの足りません。毎日のようにお散歩へとでかけるのです。今朝も、裏で小鳥の声に耳を澄ましているすみれ組の子どもたちが居ました。「ぴーぴーぴー」と指さす様子に情緒の育ちを感じました。「ただいまー」と額に汗をかきながら散歩から戻ってきた2歳児クラスの子どもたち。「おかえりなさ~い」と大人の声に迎えられると「お帰りなさ~い」と、返答してしまうのも2歳児の面白さ。おうむ返しの名残ですね。ひまわり、ゆり組はヤンバルに自然体験一泊保育というワクワクするような企画があります。
それとは別に、じゃがいもの植えつけや身近な自然を取り入れた遊びなど、秋ならではの企画がてんこ盛りです。今日はお散歩日和とあって三歳児クラスもニコニコ顔ででかけていきました。運動会の後は、どの子も自信に満ちあふれています。練習を通して苦手なことへ挑戦しそれを乗り越えたという自信なのですね。秋空に勝るほどの輝きを放っているみどり保育園の園児たちです。
 さて、10月26日は3回目の「子育て講演会」無事終えました。保護者のみなさんの関心も高く毎回好評でした。ちょっと気になる子や発達のでこぼこがる子も、保育士や親がていねいに向き合うこと、子どもが納得することの大切さ。親として手を抜かない。今しかできないことを見極める。など、講師や保護者の声からいくつもの示唆を頂きました。二回目のとき、自分の子育てを語ってくださった新垣さん、金城さん、中島さん。本当にありがとうございました。
幼児期から小学校までそして大人になるまでを見通した保育の在り方。子ども自身の育つ力を信じて待つこと。納得した子育て。親として手を抜かないこと~など、課題も沢山頂きましたね。参加した皆さんもありがとうございました。小学校との連携も課題の一つです。講演会には近隣の小学校へも案内しています。
これからの季節、乾燥や冷たい風など調子を悪くすることが考えられます。大人も十分な睡眠など~ご自愛ください。園長

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