今年は連休前から梅雨入りでした。連休もずっと雨に降られてしまいましたね。家族単位での自然体験の計画が流れてしまったのではないでしょうか?残念でしたね。
 5月の保育園は、長い休み明けで再び元気な赤ちゃんの泣き声がこだましています。しかし、4月の段階とは違います。自分の部屋を認識し自分の先生をちゃんとわかって、甘えたいときにはしっかりと先生に抱っこをせがむ姿があります。友だちと先生のお胸を奪い合ってぐずったりしますが・・。 保育園は集団ですが、甘えたい子どもにとっては、私だけの先生であって欲しいのです。あの子もこの子も「私だけの先生」その気持ちを十分にわかっている保育士達はちゃんと受けいれます。受けいれられると子どもの心は満足し、自分からまわりの興味抱き、遊びを見つけて離れていきます。ママやパパや先生は心の拠り所。しっかりと受け止める事で、子どもは心が安定して、遊びの世界へもっともっと興味の対象を広げていくのですね。
 みどり保育園の場合は、ひよこ組からひまわり組までの年齢の離れている子ども達が同じ場所で遊びます。砂遊びの大好きな子ども達です。小さな子どもの目線の先に、お兄ちゃん達の遊んでいる姿があります。木登りをしている子ども達の姿がいつも目に入っています。ドロ団子を作っているお姉ちゃんの姿があります。子ども達はいつもまわりの子どもから刺激を受けます。やりたいと思った時から、見て学びます。ミーナレー(見て学ぶ)は、もうすでに興味の始まりです。大人達の見守る安心した環境の中で、少しだけ冒険しながら危険回避を身体で覚えているのが保育園での日々だとご理解ください。危険だからと囲ったり、遠ざけたりするのではなく、身体の能力を高めながら、思う存分あそび、遊ぶ事で安全と危険を自分で体得させていくのが、みどり保育園の保育です。
 さて、5月20日は那覇市の市制施行90周年だそうです。その記念式典にみどり保育園のひまわり組が「わらべ歌遊び」で参加します。長年わらべ歌の普及に力を入れてきた私(園長)に依頼がありました。そこで他の保育園(5園)にも呼びかけて那覇市民会館の舞台に立つことになりました。
5~6分の舞台の構成は石川キヨ子が担当しました。とても思い出に残ることでしょう。
 5月で園児数が「128人」になりました。男の子は65人・女の子63人。その中、女の子で「子のつく名前が3人です」。この頃、子どもの名前を覚えきれない園長です。漢字を見ても名前が読めず、頭が混乱してしまいます。努力してちゃんと一人一人の名前を覚えますので・・。 (園長)    

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