明けましておめでとうございます
旧年中は、なんくる家の皆さまそして地域の皆さまには色々とお世話になりました。
皆さんのお蔭でみどり保育園はこの石嶺に保育園を営んでから四十年目を迎えることになりました。心より感謝を申し上げます。
思い起こせば一九七二年に、なんくる家の母体であるみどり保育園が誕生しました。園児第一号が地域に住む伊川さんのお嬢さんでした。おかっぱ頭の女の子が玄関立っている姿を今でも忘れません。
それから地域と共に四十年。何百人の子どもたちが巣立っていきました。そして、その子どもたちが、いまわが園の保護者になりました。四十年前は私だってまだ二十代でした。地域の子育てを支えているというより地域のオジーオバーに、私自身が育てて頂いたのです。
その事を思うと心の底からお世話になりましたという気持ちが溢れ出ます。だからこそ、みどり保育園が出来るささやかなこと、なんくる家が出来る小さなことを通して地域に恩返しができればと願うのです。 園児たちの元気な声もつながりのない方々にとっては喧騒です。朝夕の車の往来もまた迷惑に思えることでしょう。それを温かく見守ってくださっている地域の皆さん本当にありがとうございます。 なんくる家を利用しているママたちは子育て真っ最中の悩みも迷いもある若い人たちです。若いからこそ悩みやる気があるからこそ迷うのです。それを見守り励ますのが私たちの当たり前の役分。どうぞ今年もまた皆さまのお力をかしてくたさい。よろしくお願いいたします。
みどり保育園園長石川
職員一同