新年に読んだ対談の中で次のことばが印象に残ったので紹介します。
 ①保育園は人と人をつなぐ安心感を持つ共同性が育まれるところである。
 ②保育園は学校のような形態ではなく普通の暮らしが営まれ、その中で人と人が自然に触れながら  育ち合う場である。
 ③保育園は早期教育の場ではない。興味関心を持たせ疑問を持たせ発見する機会を作り心が動いた  子が、人に伝えたくなったとき聞いてくれる大人がいる場所。
こんな一文に出会いました。みどり保育園の保護者ならば「我が園はそうですよー」とすぐに応えるでしょう。手前味噌ですが、わが園には子どもの当たり前の暮らしを守る。その視点を見失うことはこれまでありませんでした。保育の原点は家庭の暮らしにある。と言う視点でずっと保育をしてきました。それにわが園には群れて遊べる環境もあります。心が動いたとき「あのサーあのサー」「ねー見て!見て!」の感動のことばも聞き逃さず共鳴できる保育士がいます。社会から消えてしまった「群れて遊ぶ人と時間と場所」が、唯一保障されているのが保育園なのだと、年の初めに改めて自分の保育園の特徴を確認したものです。
 初出勤の4日は冷蔵庫の中のような冷たい気温の中でも外に出たくてたまらないのが子どもたち。走り回り自分でみずから温めて熱を作り出すのも子どもたち。大人には真似できません。羨ましくさえなりました。
自ら動き自ら疑問を持ち自ら答を探し続けるのが人間なのかもしれませんね。私たち大人も子どもに負けず今年一年間何かを探してみませんか?疑問なこと、楽しいこと・・・。
 さて、恒例のおゆうぎ会。のお知らせです。
          日時は、1月28日 土曜日
          場所は、県総合福祉センター1階「ゆいホール」です。駐車券は後ほど発行します。
 園庭での遊びの間にそれぞれの練習にも余念がありません。各クラスから色々な音楽が流れてきます。それに合わせて役になりきっている子どもたちです。当日を楽しみにしてください。寒い中、早起きして仕事にいかれる皆さんご苦労さまです。〈園長〉

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