寒さは厳しいとはいえ桜の花が美しい季節です。保育園の角の桜の花は咲かずに新芽が出てしまいました。でも、裏庭には美しい花を咲かせてくれましたのでさくら組のお部屋からの花見は可能です。メジロの動きも活発になりました。
 先月のおゆうぎ会には、朝早くから沢山の皆さんが参加して頂きありがとうございました。子どもたちは緊張の中にも観客を意識して、より良く見せたいという意識が子どもたちの心の中にもあるのですね。
 大きな拍手に迎えられてのオープニング。人の多さに圧倒され泣いてしまったり、緊張のあまり顔が青ざめたりする子もいましたが、大舞台の華やかさを喜び、テンションが高くなり落ち着きを無くしてしまう子など、様々な表情がみられました。また、音に敏感な子にとっては拡声器から流れる大きな音楽が苦痛なようで耳を押さえていました。様々な表情を見せてくれたオープニングでしたが、それぞれのクラスの出し物までには落ち着き、いつもの自分に戻り自己発揮してくれました。舞台で繰り広げられる年齢ごとの出し物をみながら、子どもたちの成長発達の連続性を感じていただいたと思います。子どもたちは生まれたときから人格を持っています。一人一人の感性は違うのですが発達の順序性は太古の昔から変わりません。ひよこ組は初デビューの舞台でしたが、自分の名前を呼ばれると、しっかりと理解して手を挙げて表現していました。大人の呼びかけに応じる。音楽を聞いて身体を動かして喜ぶ。友達同士で見合いながら楽しむ。等々、わが子の成長を確認できたおゆうぎ会ではではなかったでしょうか?
 0歳から6歳までの年齢の発達を舞台発表を通して確認できるのがおゆうぎ会です。この時期の子どもたちはどの子も満足そうな表情です。それぞれの年齢の臨月を迎えたことで安定し、誇りを持ち、保育園での暮らしを楽しんでいます。
 さて、先日は遠い国からのお客さんとの交流がありました。国際センターでの研修の一環として保育園における衛生管理の実習で当園を訪れました。見た目もビッグな方々で子どもたちは恐れを持つのではとチョット危惧していましたが、すぐに寄って行って話しかけたりしていました。全体集会では地球儀を出して、国はどこにあるのかと説明をしてもらいました。エチオピア、ガーナ(二人)、タンザニア、ジンバブエ、を全員で確認しました。赤道に近い国ばかりでした。天井につくのではないかと心配になるほどの大きな男性と女性が一人混じっていました。それぞれの国に帰られると、医者や国の重要な役職を担っているということでした。大変貴重な交流の機会であり勉強になったとお礼の言葉を頂きました。春が近いとはいえ寒さは続きそうです。体調管理には怠りなくお願いします。                                        (園長)

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