毎日毎日降り続く雨に少々ウンザリしながらも、自然界には大切な雨なんだと空を見上げて
4月を迎えました。
 このまま梅雨入りしてしまうのではないかと心配になるほど滋養の雨が降りますね。先日の日曜日は保育園が浸水騒ぎになる寸前でした。ゴーゴーと道路が川状態になり庭に流れ込みます。ガジマルの大木は降った雨を集めて滝のようになり・・・一面の水浸。
 わたしは雨の中に飛び出しました。側溝への水の流れが遮断されているため、どんどん溜まってしまったようでした。水路が塞がれていた原因は数十枚の枯れ葉でした。サワフジの手のひら大の枯れ葉がペタペタとへばりつき水路をふさいでいたのです。枯れ葉を除去した途端にゴーゴーと音を立てて水は勢い良く側溝の彼方へと消えていきました。
 それを見ながら、全く別のことを考えてしまいました。つまり、当福祉法人の運気の流れが良くなったことへと思いをはせたのです。保育園の代替地探しで、はばまれていた問題が年度末に一気に解決へと向かい幸運が向いてきたことの喜びです。
 前にも書きましたが、今年度は老朽化した園舎(築年数40年)を建て替える年です。しかし仮園舎の移転先がなかなか見つからず、地域をくまなく歩き回りましたが土地が見つからずどん詰まりの状態でした。条件に合う土地が見つからないまま、私の心はフラストレーションがたまり重たい日々でした。
 ところが、つい先日ヒョンなことから立地条件が一番良い土地を、当たって砕けるという精神で当たって見たところ「オッケー」の返事を頂いたのです。問題を手さぐりで除去したところ、話がトントン拍子に解決し、前進したのです。
 園の駐車場より約30m先にある空き地、300坪。仮園舎を建てるための土地の契約が4月1日に成立いたしました。色々な方々にご協力を頂きましたことを感謝します。
さて、前書きが長くなってしまいましたが、今年もまた地域の子育てを共に考え、一緒に行動し、心を寄せ合って歩んでいきたいと思っています。
 担当者がベテランの比嘉から兼島にバトンタッチです。石嶺地域に住んでいる比嘉は地域の顔でした。それに負けないように、親川も、小山も、兼島も地域を足で歩いて情報を収集したいと抱負を語っています。「地域に必要な子育て支援は何か」をテーマに一年間頑張ります。どうぞよろしくお願いします。                     園長  石川

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