明けましておめでとうございます。「馬」から「未」へと時が流れたことを実感としてかみしめていました。一年前の今頃はお引っ越しのことで頭が一杯でした。
そして、今年のお正月は新しい保育園をしみじみと眺めながらお正月準備を楽しみました。何とも嬉しくて一年間の忙しささえも大切な経験だったことを実感したものです。多くのみなさんに支えられた事を感謝し、今年は一層がんばれそうなきがしました。
 さて、年明けの子どもたちは家族で過ごした体験を我先にと話したくてたまらないようでした。子ども向けのお正月映画が上映されていたのでしょうか、映画を見に行ったという子どもたちが何人もいたことが印象に残りました。「お年玉をもらった」という喜びや「おじいちゃんの家に行った」という体験よりも映画の世界の方が強烈なのだと思ったからです。妖怪の世界が今や日本中の子どもたちの心を虜にしているのだろうか・・・。ウチナー口で表現すると妖怪とはマジムンですよね。
 みどり保育園のガジマルの木の上にもずっとキジムナーというマジムンが住んでいるんですよ。工事中に建築に邪魔になる枝を切られるたびにキジムナーは身を切られるように「アガーアガー(痛い)」と叫んでいたはず。だから12月に新園舎に子どもたちが戻ってきたときにはホッとし嬉しかったはずですね。子どもたちもまるでそれが分かっていたように「木のぼりしていい?」と声をはずませて登っていました。子どももとキジムナーは昔から仲良しだと聞いています。
 そんなことを想像しながらガジマルの木を眺めてみてください。そして家族で妖怪キジムナーの話を子どもたちに聞かせて上げてください。
 さて、保育園は正月明けからフル稼働です。31日のおゆうぎ会練習へと気分を切り換えなければならないからです。とはいえ、練習が始まるまでの朝の自由時間や夕方の時間など玄関の広場や木登りで発散しているので心配はありません。
 でも、長いお正月休み明けの時期でもあります。登園を渋ったりする子が出ることも考えられます。どうぞ、励ましながら頑張らせてください。お願いします。
 今年もまた保護者のみなさんと心を寄せ合いながら子どもたちの幸福を守っていきたいと念じております。インフルエンザなど流行の兆しです。保育園でも室内の換気、湿度調整、手洗い、うがい、
など細心の注意をはらいます。家庭でもお願いします。 園長

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