屋上のプールを楽しみに登園してくる3歳4歳5歳の園児たち。小さなタライを並べたりして、一人一人のスペースを確保してもらいながら楽しんでいるチビちゃん。水着に着替えると意気も上がり水の冷たさにキャッキャ、いいながら水の感触を楽しんでいる1歳2歳児たち。台風の到来前には水事情が悪くプールや水遊びが懸念されていました。が、恵の雨が降ってくれたので、幸いにも水遊びをさせてあげられます。水筒を持ち水着の袋をぶら下げて登園してくる園児の顔がニコニコがおです。
 一度、夏の間に「保育体験」をしてみませんか?特にパパたちにお勧めします。ダイナミックに遊ぶ子どもたちのエネルギーの前に大人は圧倒されてしまうかもしれません。とにかくどの子も水が大好きです。それは胎児のころに揚水の中で育った感覚が記憶の中に残っているとも言われています。思い切り解放感を味わいながら、友達との肌の触れ合いを楽しんでいけるよう見守りたい。「ツルツル」「ベタベタ」「サラサラ」「ジャージャー」「バシャバシャ」「ピチャピチャ」水音の織りなす感触の世界をも感じてほしいですね。
 7月にはひまわり組は一泊の自然体験保育に行ってきました。ヤンバルの森の中にある滝へのアドベンチャー。沢歩きでは転んだり起きたり滑ったりしながら滝までたどり着きその後は、副園長に見守られて滝壺を泳ぎ滝に打たれるのです。滝の水量は例年よりも勢いがありました。森の中の滝壺はマイナスイオンに満ちあふれ、穏やかな落ち着いた気分になります。「さぁいくぞっ」と副園長と一緒に滝の真下までおよぎ、ダッダッダッと音と共に「キャッ」という声が森に響いていく一瞬の間に通過してきます。滝に向かっていく顔は緊張で笑顔がありません。頭から滝を受けてきた戻ってきた顔は泣き笑いのようなクシャクシャの顔です。「やれた!」の自信は人が与えることのできない自然の恵です。今度一度家族友人同士で行って見てください。
さて、8月は地域の福祉まつり(5日)お盆ウークイ(28日)など夏ならではの大切な風習を体験する月です。もうすぐ聞こえてくるエイサーの太鼓の音と共にお盆の雰囲気が高まります。地域のエ
イサー隊に入っている園児もいるので、道ジュネーも楽しみです。8月はもう一つ、コンサートを開催いたします。今年で3回目になりますが、アメリカで活躍しているプロのユーホニューム奏者が、みどり保育にきてくれます。普段の日ですがどうぞ聞きにきてください。まだまだ暑い日が続きます。寝苦しいこともあり体調も安定しませんが、どうぞ健やかに過ごしてください。(園長石川キヨ子)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です