台風も来ないままに7月が終わりました。朝顔の花に涼をものの、暑さは尋常ではありませんね。裸足でアスファルトの上を歩くと確実に火傷をしてしまうほど。フライパンの上を歩いているようなものですものね。あっちっちっと飛び跳ねている子どもの姿にくすっと笑ってしまいました。
 暑さしのぎの方法を色々と試みながら夏を乗り切りませんとね。毎年園の庭には朝顔が咲き、大木のサワフジの花も毎晩何百もの花を咲かせては散ります。夕方にならないと咲かないものですから、なんくる家のママたちも、サワフジの存在に気付いてないかもしれませんが、数えきれないほどの花をつけるのです。一度夜に連れ合い散歩においでください。見事な花に出会えます。
 夏休みは幼稚園生も訪れて一気に活気がみなぎります。木登り、登り棒、丸太滑り、などなど意欲的に取り組んでいる姿があり、嬉しいかぎりです。
 実は、こどもたちの心になんくる家での日々が「心のふるさと」の一つとして残ってほしいなと思っているのです。大人に管理されない遊びの時間を確保され、一心不乱に遊んだ時間と場所としての「なんくる家」であってほしいという想いです。
 なんくる家を利用するきっかけは一人一人違います。でも、子ども同士遊ばせたい。自分にとっての仲間作り。などなど共通の目的があるでしょう。
 さて、では子どもにとってはどんな喜びがあるのだろうと、考えてこむのです。子どもが「なんくる家にいこうよー」と親を急かすという言葉を聞いて「遊びこむ時間と場所」を十分に楽しませることだと、膝を叩きました。
 当たり前にこれまでやってきたことではありますが、「遊びこむ時間と場所」という視点でみることで「心のふるさと」を届けたいという最も当たり前の活動の大切さを思ったのです。どうしても親の目が行き届きやすい場所だけに、子どもだけの自由空間の確保や大人が子どもの行動に口出ししすぎないという優しさの意識を一人一人が持ちながら、子どもの最善の利益を考えていきたいと願うこの頃です。
 ちょっと語りすぎたでしょうかねー。色々な意見を聞かせてください。石川

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