これから夏本番を迎えます。6月の暑さは尋常ではなかっただけに、笹の葉が揺れる七夕の短冊に涼しさを覚える七月の初めです。保育園は、ガジマルの木陰に風か集まり、巷での熱中症の報道が、まるで嘘のような涼しさです。遮光ネットの下で、又はガジマルの木陰で思い切り身体を動かし、夏バテ知らずの、みどりッ子たちです。 
 朝から虫網を手に、首から虫かごをさげてセミを追いかけている子どもたちの目は、七夕の星より輝いています。「なかなか捕れないセミ~」の歌の通り、セミの方が一枚上手?捕獲される前に素早く逃げられてガッカリしたり喜んだり~悲喜こもごも。でも子どもたちは諦めません。毎日毎日セミを追いかけて挑戦します。保育士もまた真剣な顔で子どもと一緒にセミを追いかけます。地面に近い場所、葉っぱの裏にセミの脱け殻があることも体験し、脱け殻探しに夢中になる子もいます。セミの羽化する様子を朝5時半から起きて観察した子もいます。羽化したしたばかりのセミを持ってきてくれたので皆で、観察することができました。
 また一方、一階の廊下の水槽にはメダカの稚魚がわんさかと泳いでいます。生まれる前に外の水槽より移してあったので、無事成長しつつあります。ゴマ粒よりもな小さなメダカの群れを見ていると笑みがこぼれ、涼しさも訪れます。 
 園の周辺は、木々に囲まれているお蔭で「子どもの生命のエネルギーが宿り守られている」感を受けます。桜の枝が折れたのは残念でしたが、新しい息吹が夢を与えてくれています。
 さて、夏ではの遊びとして一番に水遊びがあげられます。大きな子どもたちは屋上にある大型プールに水が張られます。小さな子たちは、年齢に合わせてそれぞれの発達に応じた楽しみ方ができるように工夫しています。節電には心がけなければなりませんが、必用なことと無駄なことを別けて実行できればと考えています。 
 今月はひまわり組の一泊自然体験保育もあります。仲間意識が強まり、危険回避能力も高まった年齢だからこそ出来るダイナミックな活動を十分楽しんできます。
 本格的な夏に向かって夏バテを防ぐには「早寝・早起き・朝御飯・朝ウンチ」!小さな頃の生活習慣は小学校~思春期への始まりです。親として、今しか出来ないことがあります、生活習慣もそのひとつ。子どものため!共に頑張ります。  (園長)                     

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