梅雨の中休みなのでしょうか、一気に夏日の毎日です。5月の末だというのに30度を越す暑さです。床下浸水を心配していたほど降っていた大雨もピタッと止み、目をつんざく様な日差しに驚く毎日です。
 慰霊の日を前にして沖縄戦の体験談が特集される6月になりました。ひめゆりの塔の中の資料館の文章が頭をよぎります。「蒸し暑い日々が続くと、負傷兵の傷口から蛆虫がわいてきて白く蠢いていた」「じめじめとした壕の中は、悪臭と異臭に包まれて負傷した人の唸り声だけが響いていました」との記録を思い出しながら今のこの暑さを乗り越えたいと念じているところです。
 ひめゆり資料館の映像で語っている老婦人の言葉です。「生き残った人もまた『死んでしまった方が良かったのでは』と苦しんでいます」「私だけ生きてごめんなさいと毎日許しを請います」と、なんとも重い言葉です
 いま、この日本は再び混沌とした中に突入しようとしている気配が伺えます。私たちが目の前にしている子どもたち。その子らが、将来の夢を語りその夢の実現に向かって行ける社会を作ってあげたいと切に願うこの頃です。
 政治家になると大きな力を与えられます。その大きな力を何に使うか、誰のために力を注いでいくか、政治家の資質をしっかりと見極めなければなりませんね。このことは私自身の課題でもあります。親として、大人として、人を育てる立場として大きな課題をいただいた気がします。
 なんくる便りを手にしてくださっている多くの方々と一緒に「平和」について考えたい思いから、こんな固い文章になってしまいました。許容ください。
 先日は年に一度の「ママランチ」にでかけました。おしゃれなカフェで大人だけでランチをいただいたのです。前菜が運ばれ、メイン料理が運ばれ、最後にデザート。それは惚れ惚れするような味に盛りつけでした。あっという間の2時間、母親ではなく一人の女性としての時間はあっという間に過ぎていきました。
 母の日を前にして自己清算ながら「楽しい時間のプレゼント」になったでしょうか?
なによりもママが元気で笑顔のあふれる家庭が一番!これからも仲間に支えられながら楽しい子育てしましょね。 寝苦しい夜が続きます。身体をお大事に。  

園長石川

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